昔ながらのとんかつ屋

　家電量販店だけでなく、アニメ・ゲーム店などが混在し、近年大きく変貌を遂げている秋葉原。その電気街に社屋を構えるエーオープンジャパンの黄國芳副社長は、会社から徒歩数分の場所にある「とんかつ冨貴」をひいきにしている。「普段、ランチで利用している」そうだ。

　「とんかつ冨貴」は、周辺の変貌ぶりをよそに、昔ながらの佇まいをみせている。暖簾をくぐれば、カウンター4席ほどと4人掛けのテーブルが2卓並ぶだけで、昼時となれば相席は当たり前。常連客やサラリーマンで店内は満員となる。

　店を切り盛りするのは年配の女性数人で、カウンターのすぐ奥が調理場となっている。きさくな接客で、アットホームな雰囲気が漂う。

　黄副社長は「とんかつがメイン。揚げたてが熱々でとても美味しい。定食の値段は安くはないが種類が豊富で、一緒についてくる豚汁も最高」と絶賛する。上ひれかつ定食は1950円、ロースかつ定食は980円、海老フライ定食は1650円、しょうが焼き肉定食は1250円、魚フライは850円などとなっている。ちなみに、ご飯と豚汁はお代わり自由となっている。


東京都千代田区外神田3-11-11
03-3255-0607
平均予算：1000～2000円