今日のひとことWeb版
中国企業、虎視眈々
2010/12/17 15:26
中国のソフト開発企業は、今でも日本のユーザー企業向けに情報システムや組み込みソフトの開発を手がけてはいます。しかし、それは、あくまでも日本のIT企業の下請けの仕事。
今、中国のソフト開発企業は下請けを脱し、日本のユーザー企業の元請けとして仕事を獲ろうと目論んでいるのです。
ユーザー企業(日本)→IT企業(日本)→ソフト開発企業(中国)だった流れを、ユーザー企業(日本)→ソフト開発企業(中国)に変えようとしているわけです。
コストを削減するための下請け先――そんな状況に、中国はいつまで甘んじてはいません。中国市場を開拓する日本企業ばかりが話題になりがちですが、その一方で、虎視眈々と日本市場を狙う中国企業も存在しています。(木村剛士)
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中国系SIerの日本進出が加速 国内情報サービス業の“弱点”を突く
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