豊富な銘柄揃うワインバーの老舗

　2012年に創業40周年を迎える老舗ソフトメーカー、インターコムの社長、高橋啓介氏は根っからの赤ワイン好き。行きつけの店も、取り扱うワインの銘柄が豊富な店が多いという。そのなかでも一番の推薦店は、日本橋本石町のダイニングワインバー「G’drop（ゴールデンドロップ）」だ。多くの飲食店が軒を連ねるJR神田駅周辺にあるが、「G’drop」は駅から5分ほど歩いた場所に店舗を構えており、喧騒な雰囲気とは一線を画す落ち着いた街並みのなかにある。

　気に入っている理由は明確で、「とにかく、おいしいワインを飲ませてくれること。ワインは好きだけれど銘柄には詳しくないので、いつもスタッフにお任せで選んでもらう。出てくるワインすべてが美味い。東京都内のワインバーのなかでも、ここまで美味いワインが揃っている店はないはず」と絶賛する。

　「リーズナブルな価格も魅力」で、月曜日は22時までに行けばワインが半額。飲食店は月曜日は客が少ないのが一般的だが、「G’drop」はそれとは逆で、最も人気がある。予約しないと入れない盛況ぶりだとか。

　5年ほど前からIT業界の知人に紹介されて以来、1か月に最低1回は足を運ぶ「行きつけ」。別の飲食店で食事を済ませ、その後に「G’drop」で赤ワインを2～3杯飲むのが、お決まりのコースという。味にこだわる高橋社長の憩いの場だ。


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