今日のひとことWeb版
“バリバリのOA機器屋”がサービスに傾注
2010/09/06 15:26
“バリバリのOA機器屋”だった日本事務器がサービス志向に舵を切る決断をしたのは、競合他社に比べ早かった印象があります。それだけに、田中啓一社長に対しては「どこで稼ぐの?」という疑問が社内外から浴びせられたことでしょう。しかし、「クラウドコンピューティング」の時代は予想以上のスピードで訪れ、田中社長の“決断”は、いまのところ、先見の明があったといえそうです。
「サービスを売る」というビジネスモデルを真に確立したITベンダーはいませんし、どこも暗中模索。しかし、いま矛先を変えなければ、「モノ売り」ベンダーは確実に衰退していきます。(谷畑良胤)
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<日本事務器特集>2010年の事業テーマは「サービス化」
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