今日のひとことWeb版

展示会のあるべき姿

2010/05/19 15:26

 5月12-14日、リード エグジビジョン ジャパンが、「第7回 情報セキュリティEXPO」をはじめ、10の旬のテーマから成る日本最大のIT展を開催しました。3日間に渡った展示会の来場者は12万2371人。昨年を上回る結果となり、とくに、日本初の展示会「クラウド コンピューティングEXPO」は、人込みでなかなか前に進めないほどの盛況ぶりでした。展示会が活況を呈するというのは、今後、業界が盛り上がっていく予兆として、非常に喜ばしいことです。

 同社が展示会のあるべき姿として掲げるのが「商談」です。開催前に、土居史和常務に会う機会がありました。土居常務は、過去に展示会の事務局長を務めた経験をおもちで、「日本の展示会は、ただ新製品を披露するだけにとどまっている」という問題意識から、展示会を商談もできる場に変えました。

 あるべき姿を追求した結果、多くの業界関係者を呼び寄せる展示会になったといえるでしょう。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
リードジャパン 日本最大のIT展を開催 日本初の「クラウド」を披露
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.5.19」より
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