今日のひとことWeb版
国産・老舗、復権への挑戦
2010/05/11 15:26
Linuxが普及し始めた5-6年前。当時は関連技術者も不足し、情報も少なかったことから、有償Linuxへの引き合いは多く、専門ベンダーにも存在感がありました。しかし、いまは技術者も育ち、無償Linuxも“枯れ”てきています。その結果、「Linuxディストリビュータは不要」と判断され、有償Linuxベンダーの存在感が薄れてきているのです。
老舗のLinuxディストリビュータ、ターボリナックスも例外ではありません。業績は低迷しています。ターボはLinuxから手を引くのではないか――そんな噂もありました。
しかし、今春、トップに就いた森蔭政幸社長は、「まだ伸ばせる」と断言。改めて噂を完全に否定しました。決して楽な道ではないと思いますが、物腰柔らかな新トップは決意を固めていました。国産・老舗の復権に向けた新たなスタートです。(木村剛士)
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<トップインタビュー>ターボリナックス 森蔭政幸社長
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