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富士通、ドタバタ劇に終止符か
2010/03/26 15:26
落ち着いたと思えば、今度は3月上旬に野副氏が「辞任の取り消し」を要求。波乱を巻き起こし、そして3月24日、秋草直之氏が約22年務め続けた取締役を辞任し、相談役に退くと発表しました。
秋草氏が取締役から退いたことで、一連のドタバタ劇に終止符を打った印象を持ちます。新年度から仕切り直す体制を何としても整えたかったようにも思えます。ただ、企業統治の脆弱な仕組みを露呈し、信頼失墜につながったことは間違いありません。
それぞれの立場でさまざまな思いがあり、みな富士通を思っての行動だったのかもしれませんが、誰が得をしたのでしょうか……。(木村剛士)
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