今日のひとことWeb版

IBM、x86サーバーで強気

2010/03/12 15:26

 1位:NEC、2位:日本HP、3位:富士通、4位:デル――。

 サーバーのなかで唯一今後の成長が見込める有望分野、x86サーバー。その国内台数シェアの順位で、この市場の「4強」です。ここ数年、この4社がシェアを牛耳る傾向は変わっていません。コンピュータの世界的巨人、IBMはこのマーケットでは存在感を示せず、5位に甘んじています。

 今年1月、日本IBMでこのx86サーバー事業を統括する「システムx事業部」のトップが代わりました。同事業部でセールスを担当していた小林泰子氏が昇格。事業部長に就きました。

 着任してから約2か月、戦略が固まっただろうと思い、先日、小林氏にインタビューを依頼、話を聞きに行きました。取材では、「この言葉1本で攻める」というキーワードを明言。普段、数値目標をあまり話さない日本IBMですが、小林氏は目指すシェアも明らかにしています。柔らかい雰囲気とは裏腹にかなり挑戦的です。(木村剛士)

【記事はこちら】
日本IBM x86サーバーの新事業部長が語る戦略「3年後にシェア2倍に」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.3.12」より
  • 1

関連記事

日本IBM社長 橋本孝之

<サーバーソリューション>Phase.1 サーバー座談会 有力x86サーバーメーカーの市場観と戦略

日本IBM、「業界最大」の3TBメモリを搭載できる新x86サーバーアーキテクチャ

IDC Japan、2009年年間のサーバー調査結果、01年以来最悪の結果に

ノークリサーチ 上期PCサーバー出荷結果 台数・金額とも2ケタのマイナスに