「クラウドの主要プレイヤーはどこですか？ 3つ挙げて下さい」

　いくつかの取材先でこの質問を投げかけると「Amazon、Google、Salesforce」と答えた方が多かったです。そこに世界最大のソフトウェアカンパニー、Microsoftはいませんでした。

　イメージでは後塵を拝すマイクロソフトが、「Windows Azure Platform」を擁して徹底攻勢をかけます。

　2月23日－24日で開催する同社の技術者向けイベント「Tech・Days」で「Windows Azure Platform」関連の充実した情報を公開。約1000人の技術者達がこのクラウド基盤に触れることになります。

　マイクロソフトによれば、「Azure」を採用した企業は50社に到達。富士通システムソリューションズ（Fsol）や宝印刷など先進採用事例も公開し、PRも積極化させます。

　ソフトウェアの巨人が体制を整えいよいよクラウド群雄割拠時代の到来です。

（木村剛士）

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宝印刷、日立システムの支援で企業情報開示支援サービス基盤にAzureを採用