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利益率20%のSIerが持つ危機感

2010/02/15 15:26

 年商約410億円、従業員数約3700人の大手SIer、日本システムディベロップメント(NSD)は、経常利益率が約20%の高利益体質を誇ります。SI事業の一般的な経常利益率は5-10%。NSDのレベルの高さがうかがえます。

 その利益水準を支えるNSDの強みは、「一生客」と呼ぶ長年付き合いのあるビッククライアントを抱えていることです。顧客の業務状況を把握し、それに適した情報システムとITサービスの提供を徹底することで、顧客の信頼を勝ち取り、競合他社が入る隙間をなくす。それがNSDの勝ちパターンです。

 NSDの今城義和社長のインタビューでは高収益体質の現状に甘んじる様子は一切なく、「先を見据えた改革が必要」という危機感すら滲ませていました。記事では、あるキーワードを浮き彫りにし、その理由に迫っています。

(木村剛士)

【記事はこちら】
<トップインタビュー>NSD 今城義和社長「ソリューションで『人出し』脱却」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.2.15」より
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