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売上高の半分を中国で稼ぐSIer

2010/02/05 15:26

 売上高は260億円、連結従業員は約2500人とどこにでもありそうな中規模クラスのSIベンダーですが、その中身が他社とは違うことから、注目している企業がいます。李堅社長が率いるSJIです。

 注目の理由は、中国に強い点。売上高の約50%を中国市場で稼ぎ、従業員の約60%が中国人です。規模が違うので単純な比較はできませんが、国内最大手で中国市場に意欲を燃やすNTTデータでさえ、SJIほど中国市場の売上高比率は高くありません。

 日本の製造業や流通・サービス業が提供する製品やサービスの品質は世界トップクラスと言われますが、日本のソフトやITサービスの品質が高いとはあまり言われません。ですが、季社長は日本のITサービスも世界最高峰の品質とみており、それを中国に移植することで、ビジネスを伸ばしました。

 2009年11月、SJIはデジタル・チャイナ・ホールディングスと提携しました。これで中国での販売経路を拡大させたことになります。記事では、SJIの強みと、デジタル・チャイナとの提携理由、李社長が今に至った経緯などに触れています。

(木村剛士)

【記事はこちら】
<トップインタビュー>SJI 李堅社長「日本の優れたITを中国で売る」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.2.5」より
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