コシの強い関西風うどんを新宿で

　ワンビの加藤貴社長の行きつけ店は、東京・新宿の「一滴八銭屋」。うどんが旨い居酒屋だ。

　加藤社長のお奨めは、「冬は体が温まる『白肉うどん』、夏はさっぱり『生醤油うどん』」。名古屋市出身の加藤社長は、「東京に出た時は、うどんにコシがないことにショックを受け、一時はうどんをほとんど食べなくなった」とか。ただ、「一滴八銭屋」のうどんに出会って、それが一転。「すぐにファンになった。とくに『白肉うどん』は、白味噌仕立ての肉のだしが利いて、他の店では食べられない絶品」と絶賛する。「京都出身の母がつくる京風のお雑煮とよく似た味つけで、郷愁の気分も味わえる」点もお気に入りの理由だ。

　うどんだけでなく、酒の肴も好物。うどんの前に頼むのは、「麺をカラッと揚げて、塩を振りかけた『うどん棒』。上質な小麦粉と油を使っているので、味がくどくなく、塩も利いていて食べ始めると止まらない」。新鮮な野菜をざくっと切ったままのサラダやだし巻き卵なども頻繁に注文するお奨めメニューだ。

新宿区西新宿1－15－9 石井ビル2F・3F
03－3342－8889