2009年末に敢行した有力IT企業の経営者インタビュー。新春企画「年頭所感」向けの取材で、今回は過去最多となる91社のもとに、8人の記者が手分けして足を運びました。

　記事では、各企業が定めた2010年のキーワードを聞いています。たとえば、国内のSIerで唯一売上高が1兆円を超える最大手NTTデータ。同社の山下徹社長が選んだ言葉は「エンジン全開」です。

　「09年は助走期間。成長に向けた方向性や仕掛けがほぼ固まった。2010年は再びエンジン全開でビジネスを拡大させる」――。その意気込みから、攻めを感じる力強い言葉を選択してきました。

　選ぶ言葉は各社各様。それぞれ色があります。端的に2010年の姿勢を示しており、それを眺めるだけでも、各社の経営戦略を感じとることができると思います。

（木村剛士）

【記事はこちら】
有力IT企業91社のトップに聞くキーワード　「この1年に託す思い」