立ち話

日立ビジネスソリューション 木村伊九夫社長

2009/01/12 15:38

週刊BCN 2009年01月12日vol.1267掲載

 「この景気の下で、おそらく、いいところと悪いところに分かれると思っている。受託開発だけでなく、例えばものすごく使いやすいパッケージソフトならそれに越したことはないが、特徴的なパッケージやもしくは他社が追随できないような圧倒的な技術力を持っているような企業が、今年は強いのではないかとみている」。

 同社は、司法書士事務所向けのパッケージを持つピスクを2006年に傘下に収めた。だが、M&Aについては「まだ来期の具体的な話については言及できないけれども、ニッチなパッケージを持っているところがいい。現在もっている新聞販売店向けや、交通広告業者向けのパッケージもニッチなもの。ベンチャー企業とのテクノロジーアライアンスの話は持ち込まれることも多いが、そういったものにはあまり興味がない。どちらかというと業務パッケージをもっていて、かつすでに販売チャネルがあるような会社を狙っている」と話した。
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