立ち話
サイバーリンク 尾藤伸一社長
2008/10/27 15:38
週刊BCN 2008年10月27日vol.1257掲載
「海外の大手ITベンダーは、たとえ仲が悪くても、『お客さま視点』というものがある」というのだ。「すべてを自社で作ろうとせずに、当社はエンジンを作るので、あなたの会社でこのエンジンを使ってみたらどうかということがあってもいい」と指摘する。もっと高次元のマーケティングを当たり前にしないと業界は伸びていかないと警鐘を鳴らす。
「例えばPCの電源をいれたら、その後は各メーカーばらばらでもいいはず。Linuxのボタンを押したらLinuxが立ち上がるし、WindowsならばWindowsが立ち上がればいい。世界中のPCの大半はOSが決まっているのが問題。ユーザーから見たらLinuxでもWindowsでも選択肢があったほうが面白い。この業界にはまだまだ新しいことに挑戦できる余地がある」と意欲満々だ。
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