Letters from the World
台湾の12月は資訊月
2008/01/07 15:37
週刊BCN 2008年01月07日vol.1217掲載
この期間に限って製品やサービスに特別価格が適用されるなど、エンドユーザーにとっては魅力いっぱいの展示会だ。
台湾のITの展示会といえば、海外バイヤーに焦点を合わせた、Computexが有名だが、資訊月は現地のエンドユーザーへのデジタルライフの啓蒙がその主旨である。
台北市や台湾政府のテーマ館が例年大きなスペースをとっている。電子政府の取り組みや、公共サービスの電子化などが本格化していることがわかる。
プロバイダや携帯電話会社は資訊月の契約には、割引や景品をつけるなどして新規や乗り換えのユーザーを獲得しようとしている。光ファイバーサービスは日本と違い、まだまだ浸透率は低い。しかし、例えば10Mの光ファイバーのプロバイダ費は日本円にして 2200円程度だが、イベント期間中に契約すると、同額分のインターネット電話通信料を無料にする、などといった具合だ。(台北発)
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