Letters from the World
台湾は低価格ノートの激戦区
2007/10/29 15:37
週刊BCN 2007年10月29日vol.1209掲載
ライバルのQuantaはAMD製のGeodeチップを使用しているので、水面下のマテリアルサプライヤーの競争とも垣間みれる。OSはいずれも当初はLinuxとオープンソースのアプリを使う。
QuantaのOLPCはすでにウルグアイなどに出荷されている。価格は、目標の100USドルにはまだ及ばず、実際には199USドルの価格になっている。
90年後半のデスクトップPC全盛期の台湾ではAcerとMitacがしのぎを削っていたが、ノートPCや携帯電話の時代を迎えるとASUSTek、Quanta、HTCあたりに顔ぶれは交代した。
ASUSTekのJonney Shih会長は低価格ノートPC市場は、2010年までに20%を占めるだろうと予測している。(台北発)
- 1