立ち話

日本IBM 藤本司郎・システム製品事業 ブランド・マーケティング担当

2007/10/22 19:47

週刊BCN 2007年10月22日vol.1208掲載

 日本IBMがブレード関連で新しいスタイルの製品を発売した。ブレード型ワークステーション「BladeCenter HC10」だ。従来のタワー型ワークステーションと比べ設置面積を大幅に削減。しかも、「省電力に関しては、これまでより2-3割減は実現している」と、藤本司郎・システム製品事業ブランド・マーケティング担当は訴える。

 同社にとってクライアント関連でブレード対応は今回が初となる。「これまでのワークステーションは、ユーザーの近くにあったため、騒音などに悩まされ業務効率が上がらなかったケースもあったのではないか」とみる。しかも、「机の下などに設置しているため、ユーザーはかなり暑い環境で仕事をしていたはず」と指摘する。

 従来のワークステーションを一新し、「新しいスタイルを提案していく」とアピールする。対象ユーザーとして、「ハイエンドとローエンドの中間に位置するユーザーに販売していく」。他社も含め、これまで誰も掘り起こしていないマーケットという。ネット証券の外為どっとコムが導入を決定。「パフォーマンスの良さや高セキュリティが評価された」とのことだ。
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