立ち話

日本アスペクト・ソフトウェア 小枝逸人社長

2007/10/01 19:47

週刊BCN 2007年10月01日vol.1205掲載

 ワールドワイドのコールセンター市場では上位シェアだが、「日本では、『知る人ぞ知る』の存在でしかない」と認める小枝逸人社長。日本での知名度を高めるため、他社から引き抜かれて社長に就任した。

 スカウトされたのは、米本社が日本アスペクト・ソフトウェアに「異なったカラーを入れたいと考えていたから」だそうだ。これまで、デルのグローバル・セグメント担当ビジネス・ディベロップメント・マネージャ、日本オープンウェーブ・システムズでセールスディレクター、モーティブ・ジャパンの日本および韓国担当ジェネラル・マネージャなどを務めてきた。この経歴を生かし「ブランド戦略を立て、早急に実践していく」としている。

 国内のコールセンター市場については、「(トップシェアを維持する)支配者がいない」とみている。「コールセンターに特化したベンダーは当社だけ。高いシェアを獲得できる」と言い切る。コールセンターに必要な機能を1システムに統合したプラットフォーム「Aspect Unified IP」を年内には市場投入する。同プラットフォームをラインアップに含め、「売上高を現状の2倍に引き上げられる」と自信をのぞかせていた。
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