Letters from the World
少子化とeラーニング
2007/10/01 15:37
週刊BCN 2007年10月01日vol.1205掲載
この結果、予備校や学習塾を自ら始める流浪教師も多いが、これらも競争が激しく、そう簡単ではない。進学塾の場合は合格率の競い合いが激しい。
生徒や学生を集めるには苦労しているのだが、最近は、eラーニングを導入して、差別化を図る試みも見られる。
台湾の高雄にある、智冠文教機構のオーナーの王氏は、自らも教鞭を取るが、eラーニングの取り組みに熱心である。Starboard、電子白板システムと自らのチームが作成したデジタルコンテンツが特長となって、現地の学生たちの評判となっている。
Starboardは日本の日立ソフトのもの。コンテンツはフラッシュを多用して、インタラクティブでしかも、説得力のある出来となっている。
王氏は、このコンテンツとStarboardの組み合わせをフランチャイズ化し、他の予備校に販売していく計画を持つ。ビジネスに対しても大変野心的である。(台北発)
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