Letters from the World
米国の携帯、ここが違う
2007/07/16 15:37
週刊BCN 2007年07月16日vol.1195掲載
携帯電話の基本は話すこと。その通話サービスで、日本と米国で、いくつか違う点がある。
日本の携帯電話は090や080といった特定の番号から始まる。だから、すぐに携帯電話であることがわかる。米国では、シアトルの場合は206といったように、実際の市外局番を持つことができる。もし希望すればシアトルに住んでいても408というサンフランシスコの市外局番を持つこともできるわけだ。
料金体系も異なる。日本の場合、携帯電話への通話料金は発信者が払う。対して米国では、発信者は通話料金は払うけれどもエアータイムと呼ばれる料金は携帯電話の所有者が払うことになる。こんな料金体系だから、シアトルからニューヨークの携帯電話に電話するのと、固定電話に電話する場合の費用は米国内では同じになる。
米国で好調なiPhoneは、日本ではどうなのだろうか。日本にはiPhoneより優れた電話機がたくさんあるのだから。(サンノゼ発)
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