立ち話
ソフトバンク 孫正義社長
2007/05/21 19:47
週刊BCN 2007年05月21日vol.1187掲載
ソフトバンクグループは、ヤフーの設立やブロードバンドサービスの開始など、新しい事業に着手するたびに業績が悪化した。「ボーダフォンの件も含め、新しいことに取り組むたびに株価が下落した。しかし、これを繰り返したからこそ今日のソフトバンクがある」と振り返る。しかも、「ボーダフォンの買収は大きな転機。このビジネス基盤があるとないとでは10年後、20年後に大きな差が出る」と断言する。
携帯事業は、競争が激しいことから“10年戦争”と例える。「(携帯事業に)精力を集中するが、あくまでも当社はインターネット集団。携帯の基盤を固めた段階で次のステップを模索する」としている。インターネットと携帯電話の組み合わせによる、これまでにない新しいサービスの提供に注目が集まる。
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