BCN FORUM
「関が原の決戦」始まる?
2006/10/16 15:27
週刊BCN 2006年10月16日vol.1158掲載
来年、マイクロソフトがコンシューマ向けのクライアントセキュリティの有償サービスを日本市場で開始する。加えて、来年1月にはスパイウェア対策などセキュリティ機能を強化した新OS「Windows Vista(ビスタ)」もリリースされる。強力なライバルの出現に、力が入らないわけがない。
各社の幹部にマイクロソフトの新サービスと新OSの登場についてのインパクトを聞いてみた。「市場の活性化につながりウェルカムだ」(日本CAの長谷一生SMB&コンシューマー事業本部事業部長)、「機能面で当社製品が圧倒的に上回っており脅威ではない」(米マカフィーのトッド・ゲブハート・シニアバイスプレジデント)など、余裕の発言が多かった。
マイクロソフトがどのような販売戦略を打つのか。余裕の発言に変化はないのか。セキュリティソフト市場を3-4年間取材している記者にとって、例年以上に関心の高い分野になりそうだ。
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