旅-経営者の目線-
<旅-経営者の目線->113.南オセアニアの旅-(16)最後の航海
2005/08/29 15:27
週刊BCN 2005年08月29日vol.1102掲載
23日13時、白い大きなアホウドリと黒い小型のカツオドリが飛来。
24日6時33分(東京4時33分)、美しい「洋上の日の出」を観た。船はグアム島の東方遙か沖を航行。7時、NHKのBSテレビが途切れ途切れに見えだし、9時には完全に見えるようになった。
25日8時50分、100尾程のトビウオが海面を跳び、それを数羽のアホウドリが猛スピードで繰り返し襲うのを観た。気温25度、海水温26度。21時31分(東京20時31分)、北緯33度27分、東経152度15分、北回帰線を通過。波静かなコバルトブルーの海を快調に航行した。
26日8時50分、朝から時差がなくなり、いよいよ日本に近づいた感。気温20度、海水温25度、小笠原諸島のはるか東方沖を航行、少しうねりがでてきた。船内の夜の演芸が連日派手になり、食事も心なしかレベルアップしたようだ。11時50分、うねりがますます大きくなる。
27日8時50分、晴れ、気温11.5度、海水温22度。低気圧の影響で昨夜半から大荒れ。波の高さが7メートルに達し、船が前後左右に大きく揺れた。体調を崩す人もいたが、幸い私は快調で、船の大きな揺れを楽しむ余裕があった。12時、気温10度、いつの間にか海の色が見馴れた日本の海になっていた。
28日6時、浦賀水道に入り、10時、ブラスバンドに迎えられて、横浜港に接岸した。
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