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時間と心に余裕が生まれます

2005/04/11 15:27

週刊BCN 2005年04月11日vol.1084掲載

 東京電力は、光ファイバー回線サービスを提供している「TEPCOひかり」で、「大容量の光ファイバーを使うと何ができるのかを伝えたい」(勝又淳旺・東京電力・光ネットワーク・カンパニープレジデント)と、AV(音響・映像)機器や白物家電がインターネットと繋がる新しいライフスタイルを提案するという方針を打ち出した。

 冷蔵庫や電子レンジ、AV機器などをインターネットとつなぐことで、家事の時間を短縮したり、外出先から照明の操作をしたり、「実際に何ができるか」などの光ファイバーのメリットを訴求する狙いだ。

 新コンセプトのテレビCMに登場する本木雅弘さんは、「インターネットは、奥さんにまかせている」と、自分ではパソコン操作が苦手の様子。しかし、「ネットと家電の連動で便利になると、時間と心に余裕が生まれるかもしれない」と、そこはCMキャラクターとして配慮。

 現状では、対応しているハードウェアは少ないため今後の家電メーカーの動向がカギ。いよいよ今年は、ネット家電普及元年になるか?
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