しゅりのステップアップゴルフ
<しゅりのステップアップゴルフ>13.【アイアン編その3】ジャストミートしない
2005/03/28 15:26
週刊BCN 2005年03月28日vol.1082掲載
私自身もあまりアイアンが得意ではないので、ジャストミートをしていない、という感覚がよくわかります。ボールはまあまあ真っ直ぐに飛んでいるのですが、勢いのないショットで、ボールがグリーンまで届かずにショートしてしまう、というパターンです。
やはり、これはボールをクラブの芯でとらえていない証拠ですので、下記の点に注意して、ナイスショットに挑みましょう。
【1】正しいボールの位置をチェック
自分で気がつかないうちに、ボールの位置が間違っている場合が多くあります。アイアンは短めのクラブですし、グリーンオンしようとやる気になっていますから、状態が前方、つまり左側に傾きがちで、体重も左足に比重が多くなっている場合があります。そうなると、ボールは右足側に置きやすく、上からクラブが入りやすくなりますので、手打ちになりやすく、ロフト通りのショットが望めません。
ショートアイアンではスタンスのほぼ真ん中、ミドル、ロングアイアンでは真ん中より左にボールを置くようにすると、打ち込むのではなく、払うようなイメージが持てるでしょう。
【2】手首をこねない
インパクトで手首をこねて、フェースが閉じたり開いてしまうとジャストミートは望めません(図1、2)。インパクト付近ではいつもグリップエンドがおヘソを指すようなイメージを持ってください(図3)。そうすると、脇もきちんと締まり、フェースにボールが少し乗るような感覚になるので、シャフトも生きてきます。最初はハーフスイングくらいのイメージで、素振りから練習をすることをお勧めします。
それでは、GOOD GOLFING!
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