しゅりのステップアップゴルフ
<しゅりのステップアップゴルフ>12.【アイアン編その2】左足上がりのライでトップしてしまう
2005/03/21 15:26
週刊BCN 2005年03月21日vol.1081掲載
傾斜があるライからのショットの原則は、アドレスの際に、ライが低い方に体重をかけて、傾斜と平行になるようなスタンスを取ること。右足に体重の比重が大きくなる左足上がりのライ、つまりアップヒルのライの場合は、インパクトで上体が起きやすいので、ヘッドアップになりやすく、ボールの上を叩いてしまうトップボールが多く見られがちです。そのようなミスショットを少なくするために、下記のような点をチェックしてみて下さい。
【1】大きめのクラブでゆっくりスイング
左足上がりのライでは、クラブのロフトが開きますから、ボールが上がりやすくなります。つまり、自分が思ったほどボールは飛びません。1クラブ、または2クラブ上のクラブでスイングしてみましょう。大き目のクラブを持ち、決してフルスイングではなく、ハーフスイング、もしくはクォータースイングくらいのイメージで、ゆっくりゆったりとクラブを軽く振ってください。とにかく力まず慌てず、足場が安定しない斜面からのショットでは無理をしないことが重要なポイントです。
【2】体重は右足寄り
前出の通り、左足上がりのライからのショットは、斜面の低い方、つまり、右足に体重をかけることをお忘れなく!斜面の角度にもよりますが、大体右足に70%、左足に30%ほどの体重配分のイメージでアドレスしてみて下さい(図)。
傾斜に逆らったバランスの悪いアドレスからは、ミスショットが出やすくなること間違いなしです。
【3】目標を右方向に
このライからのショットは体重移動がしづらいので、ひっかけやすく、左方向へ行きやすい傾向があります。あらかじめ、目標より少し右方向にスタンスを構えることも重要です。
それでは、GOOD GOLFING!
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