しゅりのステップアップゴルフ

<しゅりのステップアップゴルフ>11.【アイアン編その1】ロングアイアンが苦手

2005/03/14 15:26

週刊BCN 2005年03月14日vol.1080掲載

【Q】ロングアイアンが苦手です。例えば4番アイアンはうまく当たってもスライスすることが多いのですが、真っ直ぐに打つにはどうしたらいいでしょうか。

 ロングアイアンもフェアウェイウッドと同じで、難しいクラブの部類に入ると思います。最近のクラブセッティングでは、3番や4番アイアンの代わりに9番ウッドや7番ウッドなどが入っている場合もよく見られます。私自身も、最近では3番アイアンをバッグに入れず、すっかり7番ウッドのお世話になっています。もし、あまりに苦手意識があるようでしたら、7番ウッドやユーティリティクラブの購入を検討するのもいいかもしれません。とりあえずは、下記の点に注意して練習してみましょう。



【1】正しいボールの位置をチェック

 ロングアイアンを打つための正しいボールの位置は、スタンスのやや左足寄りになります。意外にボールの位置をいつもスタンスの真ん中に置いている人が多いので、ロングアイアン、フェアウェイウッド、ドライバーなどのシャフトが長いクラブは左足寄りと覚えてください。



【2】足の力を抜く

 手や腕に力がガチガチに入っている状態でバックスイングを上げると、ダウンスイングで足が余計踏ん張ってしまうため、体重移動と体の回転が中途半端になってしまいます。あまりベタ足は考えずに、バックスイングでは左足を(図1)、フォローではしっかり右足を上げる(図2)ように気をつけてください。



【3】体の回転を使って振り切る

 そして、最後まで必ず振り切ること。曲がりそうで怖いので、なかなかフィニッシュまで振り切れないゴルファーが多いのですが、途中でスイングを止めると、シャフトを使い切れないので、余計曲がってしまいます。勇気を出して、必ず最後までしっかり振り抜きましょう(図3)。

 また、このようなフィニッシュの状態で3秒止まってみましょう。肩の力を抜けば、いいバランスで止まれるはずです。そうすることによって、スイングが安定してきます。



 それでは、GOOD GOLFING!
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