しゅりのステップアップゴルフ
<しゅりのステップアップゴルフ>10.【フェアウェイウッド編4】大きくダフる
2005/03/07 15:26
週刊BCN 2005年03月07日vol.1079掲載
ドライバーはティーアップして打てますので、多少のダフりは怖くありませんが、フェアウェイウッドは、シャフトが長いのに、芝の上のボールを直接打たなくてはいけませんから、精神的にもプレッシャーが多く、ミスショットになる可能性が大きいといえるでしょう。そんなプレッシャーから逃れるために、次のことをチェックしてみて下さい。
【1】スムーズな体重移動と回転
ダウンスイングで、腕や手、グリップに力が入ってしまうと、スムーズに体重移動と体の回転ができません。バックスイングのトップから、手や腕でクラブを降ろそうとすると、余計体が踏ん張ってしまい、クラブヘッドが先に降りますから、大ダフリのショットが出てしまうのです。
バックスイングから一番最初に始動する部分は左サイド、つまり左肩、左腰、左ひざから回転させていくイメージを持ちましょう(図1)。もしくは、バックスイングのトップから、おへそを目標に向ける、とイメージするのもいいかもしれません。
【2】右足を上げよう
スムーズな体重移動と回転をするためには、フィニッシュで右足の踵(かかと)が完全に上がっていなければいけません。フィニッシュで自分のスイングをチェックしてみてください。練習場でもよく右足が上がっていないプレーヤーを見かけます(図2)。
右足の踵が上がっていないというのは、体重移動ができてない証拠です。必ず、右足の踵が完全に上がっていて、右ひざと左ひざがくっつくような(図3)フィニッシュを心掛けて下さい。
それでは、GOOD GOLFING!
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