しゅりのステップアップゴルフ
<しゅりのステップアップゴルフ>6.【ドライバー編その4】飛距離アップ
2005/02/07 15:26
週刊BCN 2005年02月07日vol.1075掲載
どんなロングヒッターでもさらに飛距離を伸ばしたい、と思うのがゴルファーというのもの。確かに、飛距離がアップすれば、第2打からのショットが楽になるのは事実です。力を入れて思いっきり叩けば飛距離が出ると思いがちですが、ゴルフの場合は正反対の結果が出るばかり…。飛距離アップのコツをお教えしましょう。
【1】バックスイングで背中を回そう
バックスイングを腕や手で上げてしまうと、上体のねじりができません。そうすると、手打ちになりやすく、トップやダフリのミスショットに繋がります。もちろんジャストミートをしにくいので、飛距離アップは望めません。図1-2のように、バックスイングの始動を手や腕ではなく、左の肩からスタートすると、体重も自然と移動して、上体をひねることができます。つまり、左肩や頭の位置が右足の上に乗るくらい背中を回し、背中が目標を向くぐらいのイメージを持つことが大切です。手打ちにならないように気をつけましょう。
【2】ダウンスイングは左サイドからスタート
図2のような正しいバックスイングができたら、ダウンスイングを左サイドからスタートさせる、もしくは体重を左足に移すようにイメージしましょう。左肩、左腰、左ひざ、左足首それぞれを切り返して戻すようにすると、シャフトのしなりを使うことができ、インパクトで軽く腕が振れて、ヘッドが走るスイングが可能です(図3)。
また、ダウンスイングからインパクトまでを思いっきり振るのではなく、インパクトからフォロースローにかけてシャフトがビュンとなるくらい振っていくことも大切です。
がちがちにグリップを握って、手打ちをするのではなく、体の回転、体重移動、そして、シャフトのしなりを使うことが飛距離アップにつながります!
それでは、GOOD GOLFING!
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