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“先進性”を込めて

2005/01/24 15:27

週刊BCN 2005年01月24日vol.1073掲載

 DDIポケットが、2月2日付で「ウィルコム(WILLCOM)」に社名を変更する。

 社名変更の記者会見では、コーポレートロゴとデータ通信サービス「エアエッジ」のブランドロゴを発表。エアエッジのロゴは、「AirH”」の「H”(エッジ)」の部分を「EDGE」と変える。

 1月17日付で就任した八剱洋一郎新社長は、「国内のユーザーは、H”の右上にある濁点の意味を理解できるが、海外では通用しない。今後は、グローバル展開を視野に入れていることから、『EDGE(縁)』とし、『先端』や『先進性』というイメージを表した」。サービスでは、「エアエッジ」で256Kbps対応「エアエッジプロ」を開始する。しかも体感速度がMbps級になる画像などの圧縮技術「メガプラス」を開発し、まさに“先進性”を追求したという。

 しかし、価格は256Kbpsのつなぎ放題が1万1088円。競合他社にない通信速度で体感速度アップを図ったが、今の料金体系からみれば「高い」というのが“体感”ならぬ“実感”。価格面でも、ユーザーが使いたいと思うような“先進性”が必要では。
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