しゅりのステップアップゴルフ
<しゅりのステップアップゴルフ>4.【ドライバー編その2】ボールが高くあがりすぎる
2005/01/24 15:26
週刊BCN 2005年01月24日vol.1073掲載
「ボールが高く上がる」というのは悪いことではありませんが、あまり高く上がりすぎると飛距離を損してしまいます。また、風に影響されやすく、曲がりやすいというデメリットがあります。そのような悩みを持つゴルファーはかなり多いのですが、実はちょっとしたヒントで直ることがあります。
【1】ティーの高さのチェック
原則的にティーアップが高いとボールは高く上がり、低いとボールは低くなります。ボールが高めに上がると思ったら、少し低くティーアップをしてみることをお勧めします。また、最近流行っているシャローフェイスドライバー(ヘッドが平べったいドライバー)は普通のドライバーやディープフェイスドライバーと比べてボールが上がりやすくデザインされています。
ボールが高く上がりやすいスイングをしている、ボールが上がってしまうというゴルファーには向きませんので、違うデザインのドライバーで試してみるのも1つの手です。
【2】ボールの位置のチェック
アドレス時に、意外と適当な位置にボールを置いているゴルファーが多いようです。図1のように、クラブ別にボールの位置をチェックしてみて下さい。(1)はPW、SW、ショートアイアン(両足のほぼ中央)、(2)はロングアイアン(中央よりやや左足寄り)、(3)はフェアウェイウッド(中央より更に左足寄り)、(4)がドライバー時のボールの位置になります。ドライバーの時にボールが右にあると「テンプラショット」が出やすくなりますので要注意です。
【3】アドレスの形をチェック
ドライバーを打つ時にはボールの位置が左足寄りになりますので、アドレスの形が図2左のようになってしまうゴルファーが多いようです。
左肘に少し余裕を持たせて、図2右のようにすると体の回転でバックスイングが上がりやすくなり、トップから体が突っ込まないフォローがとれてきます。
それでは、GOOD GOLFING!
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