旅-経営者の目線-
<旅-経営者の目線->53.カナダの旅-(1)ナイアガラ
2004/04/05 15:27
週刊BCN 2004年04月05日vol.1034掲載
97年9月7日午後4時成田を発ち、日付変更線を越えて同日午後3時にトロントに着陸、車でナイアガラに向かい、滝口を間近に見るシェラトンフォールズホテルに着く。眼下に拡がるナイアガラ川の滝口は、滝壺から立昇る大量の水煙りに覆われて、その一部が見えるだけであった。
ここは年間1000万人もの観光客が訪れるという。翌朝観光ポイントの岩壁から滝を眺め、耳を聾する轟音と、落下する膨大な水量にただただ圧倒された。遊覧船“霧の乙女号”に乗り、滝のすぐ近くまで行く。轟音と、目も開けられない水しぶきでびしょ濡れになり、楽しむというよりも、滝に巻き込まれそうで空恐ろしかった。滝壺から流れ出す大量の水は急流となって川を下るが、その水が美しく澄んでいるのに感動。
滝のすぐ北に、落ち着いたリゾート地、ナイアガラ・オン・ザ・レイクがある。その街の中心の美しい“クイーン通り”には、1922年から時を刻んでいる有名な時計台があり、おしゃれな店や飲食店が並んでいた。暫くその辺りを散策し、ウィンドウショッピングを楽しんだ。
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