デジタルコンテンツの制作・配信などを手掛けるソリッド・エクスチェンジは、ブロードバンドコンテンツ配信サービス「BB　MODE（ビービ－モード）」を4月から開始する。この目玉は、アニメのキャラクターがコンテンツの司会進行役を務めるというもの。

　コンテンツホルダーが提供するコンテンツ上で、アニメキャラがクイズ番組やチャットなどを進行していく。

　アニメキャラには一定の動作・表情を用意しておき、同社がコントローラとヘッドセットマイクを使って動かす。視聴者はアニメキャラとリアルタイムなコミュニケーションを取ることができるという。掲示板にユーザーからの書き込みがあったら、即時に応じて、アニメキャラが怒ったり喜んだりといった動作も可能だとか。

　今後、さまざまなコンテンツホルダーと提携し、順次展開していく予定だが、まず第一弾として提供するコンテンツは、根強い人気を誇るアニメ「機動戦士ガンダム」。進行役は同アニメの人気キャラクター「ザク」が担当する。

　同社は昨年4月に設立されたばかりで、「BBMODE」が今後の事業の柱になるという。「ザク」が背負う責任は大きい。アニメでは“やられ役”の「ザク」だが、「BBMODE」では“やられ役”では済まされない？