日立製作所のユビキタスプラットフォームグループは、年末商戦に備え、コンシューマ向けパソコン「Prius（プリウス）D」シリーズを10月26日から順次発売する。

　今回は、3機種11モデルをラインアップ。このうち、デスクトップ型「Prius Deck D」シリーズは、全モデルにマイナスイオン発生装置を搭載した。本体装置背面の吹き出し口からマイナスイオンを放出する。

　マイナスイオンといえば、空気清浄機をはじめファンヒーターなど、家電製品に発生装置が搭載されていることが多い。最近では、掃除機や冷蔵庫などにも搭載されている。

　これは、家電製品などの多い環境で生活していると、常にマイナスイオンが不足し、これを補う必要があるからだといわれている。プラスイオンとのバランスを保つことが必要で、使用場所や使用期間、用途によってマイナスイオンの適量を判断することが重要だ。

　同社では、「パソコンもブロードバンド環境の定着により、さらに家電製品のように使用時間の増加が進んできている」としており、「プラスイオンを中和する効果もある」と、利便性を強調する。

　パソコンを長時間使用することによるストレスや疲労感を和らげたい向きには、「Prius Deck D」は最適かもしれない。