パソコンじたばた日記
<パソコンじたばた日記>第12回
2002/09/23 15:26
週刊BCN 2002年09月23日vol.958掲載
だが、容量が大きくなったからといって、すべてが便利になったとは言い切れない。エラーチェックにも時間がかかるし、コピーも大変だ。それに、である。
不要なソフトが入りすぎている!
一体、私のパソコンは購入時点で、どの程度のソフトを飲み込んでいるのだろうか。50? 100?まるで『千と千尋の神隠し』に出てくる「顔なし」のようではないか。
現在使用中のものよりも3台ほど前のパソコンを使っていたとき、そんな不要なソフトなんか、簡単に捨てちゃえ、とばかり、ぽんぽんと削除しまくったことがあった。すると、すぐに何だか妙なことになった。
「最初から組み込まれているものは、勝手に削除したらまずいんだよ! ちゃんと順番通りにアンインストールしたって、システムに影響して変になっちゃうことがあるんだから」
パソコンに詳しい友人に、こっぴどく叱られた。私は、ぽかん、であった。なぜ? 要りもしないのに勝手に組み込んでおいて、取り除こうとすると本体に迷惑をかけるなんて、居候の最後っ屁よりも始末が悪い。どうして、そんな必要があるのだろうか。「役には立たないと思うけど、でも捨てられたくない」悪あがきとしか思えない。
私は、無駄なソフトなんか入れておいて欲しくない。丈夫ですっきりシンプルが好きなのだ。人もパソコンも、わざわざ難しくしているような、そういうのは、どうも苦手である。
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