美的徒然記
<美的徒然記>6.香りコミュニケーション
2002/03/11 15:26
この技術はまだ実験段階らしいが、もしこれが出まわったら、さまざまな用途が考えられて本当に面白いだろう。
香りが人の生理や感情に及ぼす作用については、さまざまな研究がなされている。伝統的な民間療法だったアロマセラピーも一部は科学的根拠が証明されている。つい先日も、資生堂がグレープフルーツやペッパーの香りは痩身に効果を発揮するという発表をしたばかりだ。
香りとは異なるが、ヒトフェロモンの存在も確認されている。よく、同じ部屋で生活する女性は生理周期が一致しやすいと言われる。これにはまさにフェロモンが影響を及ぼしているとの話だ。
将来、メールに香りを添付して送れるようになったら、ネット上でのコミュニケーションの形態がまた大きく変わるように思う。
いつか、恋愛に効くフェロモンつきメールが流行したりして。
(アイスタイル取締役アットコスメ主宰 山田メユミhttp://www.cosme.net/)
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